高沢産業様の新人若手研修 戸隠でテント泊と飯縄山登山
研修のテーマは「社会人基礎力の向上」と「受講者間の親睦」。
戸隠のキャンプ場にテントを張り、受講者が食事を作り、2日目は朝から飯縄山に登りました。1日目午後から雨に降られるなど、身体的にきつい場面もありました。最後の研修の振り返りでは、一人ひとりが今後の職場での目標などを発表し合いました。
高沢産業様の採用サイトでも詳しく紹介しています。
スペシャル・レポート―若手社員の合同アウトドア研修―雨にも負けず、大自然の中で。自炊・キャンプ・登山に挑戦した8人の物語
~今後の職場での目標から~
「今は先輩を頼ってしまう。リーダーを務めていない時でもリーダーシップを発揮していきたい」(今春入社の男性=研修目標は「主体性」「発信力」「ストレスコントロール力」)
「全体の作業を見渡して効率的に食事の準備を進めれば良かった」「お客さんと接する時にいつも笑顔でいたい。ひとり一人が働きやすいと感じる上司になりたい」(入社8年目の男性=研修目標は「計画力」「柔軟性」「創造力」)
研修は自己紹介などに続き、それぞれの研修目標を決めることからスタート。目標は12項目ある「社会人基礎力」(注)から3つを選択し、研修の最後に今後職場で取り組みたいことを考えました。
8人は4人ずつのチームに分かれ、途中リーダー役を交代しながら課題に挑戦しました。初日の課題は、雨の中でのテント張りや夕食作りなどと盛りだくさん。夕食は米やパスタ、ベーコン、玉ねぎなどの食材を各チームで選び、スマホでレシピを調べずに調理しました。カレーを作ったチームは途中で鍋が傾き、具材が地面に…。
制限時間内に2つのガスコンロを効率的に使ってチーム全員分の食事を作り、食べ終わるには、全員が知恵を出し合って協力するとともに、リーダーの的確な判断と指示が必要でした。
新型コロナ対策でテントは1人用を使用しました。
2日目は早朝に食事を作り、今回の研修の最大の課題である飯縄山山頂を目指しました。
登り始めは雨降りでしたが、中腹まで来ると青空が広がり、戸隠連峰や残雪の北アルプスが望めました。
両チームとも途中、何度も登山道を見失い、地図とコンパスで確認。メンバーひとり一人の体力を踏まえてペースを考えながら登り続けました。山頂では、味の素株式会社様からサンプリング提供頂いた「アミノバイタル®パーフェクトエネルギー®」でエネルギー補給。目標の下山時刻を意識しながらも、濡れた登山道で転倒しないように安全第一で下りました。
研修担当者の話 取締役総務本部長兼企画室長 内山 正彦様
「座学の研修に比べて記憶に残り、受講者は一生忘れない体験になったと思う。有意義な研修だった。雨が降る困難な状況の中で達成できたことは得難いもの。研修前は、けがの恐れなど不安もあった。研修後に受講者と話すと、楽しかったとの思いがひしひしと伝わってきた。野外という初めての研修の形態だったが、良さが分かったので、受講者の年齢や役職を上げて行うことも考えたい」
(注)「社会人基礎力」=職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として経済産業省が提唱。「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の12項目