「フォローアップ研修」を初めて実施 「自分の課題を理解し直す良い機会」高沢産業様
昨年戸隠でのテント泊と飯縄山登山の新人若手研修を実施した受講者8人を対象に、日帰りのフォローアップ研修を5月中旬に実施しました。「信州アウトドア研修」でフォローアップは初めての企画。高沢産業様(長野市)の若手8人が昨年5月の研修以来初めて顔をそろえました。この1年で成長したことや職場での悩みなどを共有し、今後実践することを考えました。
昨年の研修では雨に降られるなど身体的にきつい場面もありましたが、今回は天候に恵まれ、キャンプ場などがある長野市飯綱高原の大座法師池のほとりにある「ナガノフォレストビレッジ」が会場です。
冒頭、昨年の研修で講師が作成した報告書や、研修中に気づいたことを書き込んだ「フィールドノート」などを基に1年前の研修を思い出し、今回のフォローアップ研修での研修目標を再設定しました。「課題発見力」「発信力」「働きかけ力」などが挙がり、「去年から成長したい」「少し成長できたとは思うが、もっと伸ばしたい」など意気込みを語りました。
登山研修と同様にリーダーは課題ごとで交代しました。
チームクッキングでは講師が事前に用意した食材に加え、施設内のマルシェで地元産の野菜や調味料などを調達し、メニューを考えました。
「何かやることはある?」
「洗い物はどうなっている?」などと声を掛け合いながら調理。
ペペロンチーノ、舞茸入りのサラダうどん、肉野菜いためなどが出来上がりました。
ゲーム形式の課題解決型のアクティビティの「ASE研修」ではアイデアを出し合い、難度が高い課題もクリア。
リーダーは「8人いるといろいろな知恵が出る。いい解決策を提案してもらった」と振り返りました。
一方、メンバーからは「失敗してもすぐに改善できたものの、意見を出すのが2、3人だったので、リーダーを中心にもっとみんなで議論ができれば良かった」とのフィードバックもありました。
【受講者の声】
「前回の登山と合わせ、自分自身の特徴を改めて理解する機会になった。『発信力』などについて、仲間からフィードバックで伝えられると、自身の良さをしっかり発揮できていると感じることができた」
「自分の課題を理解し直す良い機会になった」
「自分自身を知るために必要な研修だと感じた」
「『実行力』などと『調整力』のバランスの取り方を意識して研修に臨んだが難しい。自分と他者の両方を尊重して行動できるようにしたい」
「誰かが決めてくれるではなく、しっかり当事者意識を持って行動する」
「一人で問題を抱え込まず、誰かに相談することを意識していく。その時、自分が考えていることや意見を伝え、相手の意見を聞きたい」
昨年の新人若手研修です。 高沢産業様の新人若手研修 戸隠でテント泊と飯縄山登山