受講実績・声 Voices

「絆を深め、互いに助け合える関係性築く」
「自己の特性を活かし、主体的にチームに貢献する力を身に着ける」

この２つを目的にサスナカ通信工業様に研修を受講いただきました。

1日目＠信毎メディアガーデン

受講者8名は入社のタイミングや職場が別々なこともあり少し硬い雰囲気で研修をスタート。自己紹介、アイスブレイクを通じて徐々に笑い声が聞こえてきました。

個人の研修目標として12項目ある「社会人基礎力」から、それぞれ3つまで選択し目標に設定。「発信力」、「傾聴力」といったコミュニケーションに関する目標を設定する方が多くいました。

本日最初の課題はチームクッキング。

2チームに分かれレシピサイトなど利用せず用意された食材で献立を組み制限時間内に昼食を作ります。

時間のかかるご飯の準備をしながらレシピの相談

お互いのチームのメニューを確認し調理にかかります

唐揚げ、チョレギ風サラダ、トマトソースのパスタ、野菜スープなど計6品の調理を進めましたがタイムオーバー。

ただ、どちらのチームもこだわりを感じる味。

課題の最後にはそれぞれのリーダー、チームへのフィードバック。計画の立て方や状況の把握、コミュニケーションの取り方がチームの課題点としてあがり今後の活動に生かします。

昼休憩を挟みASEを実施。

先ほど挙げたチームの課題点を意識しながら2つの課題に挑戦。トライ＆エラーを繰り返し、制限時間が近づくとより活発に声を掛け合いながらどちらの課題もみごと時間内にクリアー。課題後には意見の出しやすい雰囲気づくりなどさらにコミュニケーションを活発にしていくためのアイディアをフィードバック。

この日最後の課題は再び2チームに分かれ翌日の美ヶ原登山に向けて山行計画を立てます。それぞれ地形図を見ながらコースを決定。Aチームは「話し合いながら良いルートを決められた」と納得のいくコース、Bチームは「せっかくなら」と最長のコースをそれぞれ選択し1日目は終了。

2日目＠美ヶ原高原

Bチームはスタート地点に朝6時、Aチームは7時半に集合。コンパスの使い方を学び、進むべき方向を確認。平地では30度を超える真夏日となり水分補給や暑さ対策をしっかりして出発。

道中は役割を変え、お互いの研修目標を意識しながら山頂を目指します。

「今歩いているのは車道だよね？」「コンパスの方向は行き止まりだけど・・・」
道に迷いつつもコンパスを頼りに無事山頂に到着。山頂は良く晴れて松本市街地や北アルプス、南アルプスまで見渡せました。

ここで味の素株式会社様からサンプリング提供頂いた「アミノバイタル®パーフェクトエネルギー®」でエネルギー補給。

「道に迷いタイムロスした分をどこで取り戻す？」「ペース上げても大丈夫？」「荷物持とうか？」
登りの振り返りと計画の再確認、修正を行い下山に備えます。

「途中で隊列を入れ替えながら全員がコミュニケーションを取りやすくしよう」
お互いの研修目標も忘れません。

お互いの状況確認、共有、水分補給をこまめ行いながら無事ゴールに到着。1日目の朝と比べるとすっかり打ち解けた雰囲気に。
最後はその雰囲気の中で2日間の振り返りとお互いへのフィードバック。良かった点をたたえつつ改善点もしっかりと伝え合いました。

【受講者の声（研修のふりかえりから）】

・状況把握を意識するとコミュニケーションの質も高くなったと思う。
・コミュニケーションを活発にするためにはどのように問いかけるべきか考えることができた。
・任された仕事を達成するうえでその過程も大切にしていきたい。
・計画を立てる際に発生しそうな問題など材料を多く集めて行いたい。そのために視野を広く持ち仲間とのコミュニケーションの大切さを学んだ。
・フィードバックを通じて自身の課題を再認識した。日々の中で意識していきたい。

（※1）Ａction（実際的活動）、Ｓocialization（社会化）、 Ｅxperience（体験）の略。アイデア創発、グループで課題に挑戦し、トライ＆エラーを体験し、短期間で行動変化を促す効果が期待できる活動。
（※2）社会人基礎力職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として経済産業省が提唱。「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の12項目