1日目、長野市内の公園に集合。午前中は室内での研修ガイダンスです。今回の研修の目的やアイスブレークとなるアクティビティをしました。午後は屋外でのASE研修からスタートです。シンプルな課題ですが、絶妙なクリア基準。課題に取り組む中で、チームの課題に対する特徴が見られました。室内に戻り、翌日の登山研修に必要なスキルを学びます。初めて使うアイテムもありましたが、講師からの丁寧なレクチャーがあり、翌日も使えそうです。
2日目、集合場所に集まったメンバーは少し緊張気味。全員で課題を確認して登山開始です。思ったより厳しい道などがあり、普段運動をあまりしないメンバーには少し疲労の色も。休憩をとりながら、何とかチェックポイントには到着です。ここでメンバーの1人にアクシデントが。チームとしてどんな判断を下すのか。今回の研修で最も内容の濃い時間が山中で展開されました。その後、皆で無事に下山。疲労感はありますが、メンバー全員に達成感があふれています。近くの施設に移動し、研修の振り返りです。2日間を振り返り、各自、そしてチームでの行動に関してディスカッション。研修で学んだこと、経験したことなどを整理しました。
「普段あまり体を動かさないので心配だった。メンバーの励ましに後押しされて歩き通せた。五感を使って体を動かし、苦しい時にチームの真価が問われると痛感しました。」
（40代 会社員）
「普段仕事を共にする仲間でも、大自然の中で共通の目標に向かって励まし支え合い、ミッションをクリアしたときは、得も言われぬ快感がありました。職場に戻っても、何となくの一体感が余韻として残っています。研修の達成感は座学より大きいと感じました」
（30代 会社員）
「非日常な環境の中で、久しぶりの登山を楽しむことができました。今回は既存のチームの成熟度を向上させる効果が強かったと思いますが、全く初対面同士だったりすると、違った印象を受けると感じました。自己分析の際、自分が他の参加者と全く違うタイプと分かり、自身を見つめ直すことができました」
（20代 会社員）
「下りはきつかったですが、チームとしての一体感を高められる効果は大きいと思います。参加者の仕事以外の面が見られることもポイントだと感じました」
（50代 会社員）
