美ケ原で「リーダーシップ養成研修」異業種参加編
専門商社の花村産業様、鉄道バス事業のアルピコ交通様、工務店のエルハウス様、語学事業のエー・トゥー・ゼット様の多様な業種の30、40代計6人が参加。初日は、重要文化財「旧松本高等学校」校舎として知られるあがたの森文化会館の講堂ホールなどを使い、2日目は美ケ原の王ケ頭(標高2034㍍)を目指しました。
初対面の受講者たちは、場面ごとにリーダーを交代して課題に挑戦し、職場で生かすリーダーシップのスタイルを確認しました。
【受講者の声】
<花村産業様 46歳>
研修1日目は課題を解決するミニゲームのような内容で、話し合いの大事さや個々の意見を尊重すること、時間の制約がある中で解決する力、状況判断力などを学んだ。2日目の登山ではリーダーを務めた。体力的に不安なメンバーがいたので、チームで相談をしながら登った。皆そろっての登頂が目標なので1日目の経験を生かし、意見を尊重しつつ迅速な判断で決断した。
講師からはいろいろなリーダーの形があっていいと教えられた。「積極性を出し、意見を述べる」「決断力をつける」などを研修目標にしていた。みんなでやりきるには一人ではできない。考え込まずに、自分が不得意と感じたら、役割分担を決め、他人の意見を尊重して助け合い、話し合って目的に向かう大切さを学んだ。
<アルピコ交通様 31歳>
意思決定が遅いので、リーダーシップを発揮できるように「意思決定をして伝えること」などを研修目標にした。座学の研修とは異なり、自分たちで登山の計画を作って活動した。身体で覚える研修だと思った。リーダーを務めたメンバーに対し、他のメンバーがリーダーシップなどについてフィードバックをする機会があり、良かった。講師からリーダーシップについて説明があり、引っ張っていくだけがリーダーではないと分かった。2日間チームで行動して、お互いの良いところ、伸びしろを考えることができた。
<エルハウス様 35歳>
「自分の特性を受け入れること」「他者の特性を理解すること」を研修目標にした。他の会社の受講者と一緒の研修だったので、程よい緊張感があった。受講者同士がニックネームを呼び合うのは良かった。講師が受講者の行動や発言をよく見ていた。
<エー・トゥー・ゼット様 38歳>
(リーダーシップなどを)体験しながら学んでいる最中に、他の受講者や講師からフィードバックをもらえた。まず受講者が思っていることを発表し、講師が助言。適切なフィードバックだった。グループの成熟段階に関する「グループダイナミクス」の説明は、実際の職場のチームにも当てはまると思った。