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安曇野・明科アウトドアミーティング【冬編】を実施しました
信州アウトドア研修を企画する信濃毎日新聞社では、安曇野市政策部政策経営課より「安曇野市明科地域アウトドアミーティング運営支援業務」を受託し、2024年12月に「安曇野・明科アウトドアミーティング【冬編】」を開催いたしました。本事業は、明科地域が有する豊かな自然環境や地域資源を活用し、交流人口の拡大と地域の魅力発信を目的とした取り組みです。
信州アウトドア研修では、フィールドを活用する際の基本的な考え方として、環境倫理プログラム「Leave No Trace(LNT)」の理念とスキルを大切にしています。そのLNTを取り入れ自然環境や地域資源に配慮しながら体験することで、参加者一人ひとりがより能動的に地域や自然と関わり、明科への理解や愛着を深めていくことを目指しています。
冬編のテーマは「水」
今回の【冬編】では、「水」に着目し、安曇野・明科地域に点在する湧水や河川といった水資源が、どのように文化や産業の発展と結びついてきたのかを学びました。
自然環境と人の営みの関係をひもときながら、明科という地域を多角的に捉える一日となりました。
当日は、長野県内各地から24名の皆さまにご参加いただきました。
事業概要
■運営
委託者:安曇野市 政策部 政策経営課
受託者:信濃毎日新聞社
■目的
【明科地域の賑わい創出】
豊かな自然環境などの地域資源を活用し、市内外からの交流人口拡大と地域の魅力発信を図る。
【公園空間の利活用法の模索】
令和10年度に龍門渕公園内へ整備予定の「アウトドア拠点」の活用に向けた実証的な取り組み。
【地域におけるアウトドア文化への関心と機運醸成】
地域内の「ヒト・モノ・コト」が循環する拠点づくりの基盤として、環境倫理プログラム「Leave No Trace」を主題としたイベントを開催。
プログラム内容
■地元ガイドによる散策
地元在住のガイドの案内のもと、明科地域の自然や街並みを巡る散策を実施しました。
地質や水資源の特徴に触れながら、河川や湧水とともにどのように町が発展し、環境の変化に応じて産業がどのように変遷してきたのか、そして現在まで何が受け継がれているのかを学びました。
豊富な資料と経験に裏打ちされた解説により、参加者の皆さまには密度の高い学びの時間を体験していただきました。
■安曇野・明科の食材を活用したランチ
昼食では、信州サーモンやニジマスなど、安曇野・明科地域の食材を使用したメニューを提供しました。
散策を通じて学んだ、地域を代表する産業の一つである養鱒業を「食」を通して身近に感じていただく時間となりました。
冬季ではありましたが、アウトドアならではの雰囲気を大切にするため、多くの著名な現場も手がけるケータリングのプロを招き、特別なランチ体験を演出しました。
■明科の木材を使用したクラフト体験
安曇野市産材を活用したクラフト体験を実施しました。
かつて鉄道防備林として多く植えられた高級木材のケヤキに加え、松くい虫被害によって松枯れしたアカマツを使用。
アカマツには、青く変色した「ブルーステイン材」を用い、近年価値が見直されつつある素材に触れていただきました。
手元に残る作品を制作することで、森林環境への理解とともに、体験の記憶を日常に持ち帰っていただくことを意図しています。
■Leave No Trace(LNT)講座
LNTの発祥の歴史と基本となる7つの原則について解説しました。
一日の体験の中で、都度LNTのテクニックや考え方の講座を行い、自身の行動が自然環境にどのような影響を与える可能性があるのか、そして今後どのような行動を選択できるのかを考えていただきました。
今後の開催予定について
本事業は、2025年4月以降に春編・夏編・秋編の開催を予定しています。
詳細が整い次第、信濃毎日新聞紙面や信毎デジタル内特設ページなどを通じてご案内してまいります。
季節ごとに異なる明科地域の魅力を体験いただける内容となる予定ですので、ぜひご注目ください。



