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募集 3日間の企業研修モニターツアー「標高2000mの花回廊を舞台にチームビルディングとリーダーシップ養成」東御市で9月開催 観光協会×地元新聞社が研修モデル構築 新幹線代のみで受講者募集 7人限定
3日間の企業研修モニターツアーの受講者を募集しています。
注目されるWell-being(ウェルビーイング)の実現に向け、リラックスできる環境で自らを見つめ、職場での実践目標だけでなく、「人生でやり遂げたいこと」を考えるきっかけにします。信州の財産である豊かな自然、そこで生きる人たちとの交流を通じて、新たな企業研修の形として「記憶に残る体験」を提供します。リモートワークが普及する中、リアルの体験を通じてチームビルディングを進め、受講者ひとり一人のリーダーシップを高めます。首都圏企業から参加を募ります。
一般社団法人信州とうみ観光協会(東御市)が信濃毎日新聞社(長野市)とともに、「長野県地域発元気づくり支援金」を一部活用してモニターツアーを実施。地方での企業研修の可能性を探るとともに、関係人口の増加などを目指します。
宿泊・食事代、研修費は不要です。北陸新幹線佐久平駅(軽井沢駅の隣駅)までの交通費のみ負担頂きます。
【研修モニターツアーのポイント】
①信濃毎日新聞社主催「信州アウトドア研修」
日帰り登山の研修などを行います。講師は野外教育の専門家(信州大大学院で教育学修士号を取得)。受講者の登山経験は問わず、登頂を目的にはしません。
交代でリーダーを務め、シチュエーショナル・リーダーシップ理論などを実践的に学びます。
スマホのGPS機能に頼らず、コンパスと地形図を使います。
「チームクッキング」はスマホ使用不可。メンバーで協力して目の前の材料からメニューを考えます。
「焚き火トーク」は心理的安全性を確保し、「自己開示」と「他者理解」につなげます。
②ワイン生産者、移住者との交流、農作業体験
エッセイストの玉村豊男さんの「ヴィラデストワイナリー」や、玉村さんが設立したワイン生産者のアカデミー「アルカンヴィーニュ」でも研修。
2015年に開講したアルカンヴィーニュでは、毎年30人ほどが首都圏などから通い、事業計画作りや醸造技術などを学んでいます。
③民泊に宿泊します
近くの住民グループから旬の野菜の差し入れがあります。地元産ワイン、クラフトビールなどを楽しみます。
ワイン生産者が自らのワインへの思いを語ります。
リーダーシップの養成やチームビルディングの研修のほか、信州の自然の中で人生の目標や「人生でやり遂げたいこと」を考えるきっかけにしてもらい、働く意味を再確認し、職場に戻って新たな気持ちでリスタートが切れるプログラムにしたいと考えています。
ワイン用ブドウの収穫時期に当たるので収穫作業も予定しています。
「アルカンヴィーニュ」で学ぶ人には、前職が金融やIT企業の方が多いといいます。こうした生産者の皆さんとの交流もあります。
玉村さんは次のように話しています。信濃毎日新聞デジタル「玉村豊男とNAGANO WINEの30年」
「大きなお金を動かしているけれど『実感がない』というわけです。自分のものでもないし、何の手触りもないというか、重みがない。
もっと実感のある仕事をしたい。自分で作ったものを人に飲んでもらって、『おいしい』と言ってもらうとか、一緒に飲んで喜ぶとか。
そういう喜びを味わえる仕事をしたいというのは、基本的な欲求ですよね」
問い合わせ先 信濃毎日新聞社ビジネス開発室 村澤圭一 murasawa@shinmai.co.jp